春合宿 唐松岳

春合宿 唐松岳(だけ)

日 程 5月3日~5日
場 所 北アルプス後立山連峰 唐松岳
メンバ Fuku You ぎりちゃん いっしー ムネ なべ
行 程 1日目 13:35八方池山荘→14:25第二ケルン→14:55第三ケルン→15:19下の樺(しものかんば)B.C.
    2日目 7:17下の樺B.C.→8:35丸山→9:39唐松岳頂上山荘(待機)11:07再出発→11:33唐松岳山頂→11:58唐松岳頂上山荘→12:48丸山→13:23下の樺B.C.
    3日目 7:51下の樺B.C.→8:36第二ケルン→9:02八方池山荘

5月3日一日目

 新宿駅からあずさ5号に乗車。座席はすべて完売のアナウンスが繰り返される。チケットレス指定席特急券に戸惑いながら乗車し、12時前に白馬駅に到着。駅舎で当日のメンバー5人と合流。バスターミナルで下車して徒歩でゴンドラ乗り場に到着。ゴンドラ・アダム、クワッドリフトを2基乗り継いで八方池山荘(標高1850m)に到着。
 初日は約19㎏のザックを背負って下の樺(しものかんば)まで2時間弱、ツボ足で登る。歩いていると、第二ケルンあたりで、音楽 ♫コンドルが飛んでいく♫ が聞えてきた。ラジオかな?と思ったら、オカリナ?を吹いている登山者を発見、粋な奴。気持ちいいだろうな。
 15時過ぎに下の樺に到着、テント設営のための整地をしていると、おじさんが声を掛けてきて「テント設営地を探している」という、まるで、この場所に目をつけていたと言いたげな口調、テントを設営。
 テントに入るとほどなく強風と雨・霰が襲ってきた。テントが持ち上がりそうな強風だ。消灯して寝ようと思うが眠れない。遠くの方からゴーっと、強風が近づいてくる、そのあとにテントがバタバタと揺さぶられる。朝方まで強風と雨に繰り返し襲われ、翌朝にはシュラフカバーがビショビショでした。

5月4日二日目

 アイゼンを着けて7時過ぎに出発。今日の天候は「てんきとくらす」によると、6時が“B”、9時から“A”の予報。山頂はガスが掛かっているが、唐松岳山頂に着くころには絶景がみられるだろう。アタックザックを背負って元気よく歩き出す。雨は降っていないが、相変わらず風が強い。雪の部分と岩々の部分とが交互に現れて、やや歩きにくい。途中、下山してくる登山者と言葉を交わすが「無理をしないで降りてきました」という方もいて、山頂はかなりの強風だろうと想像がつく。
 9時半過ぎ、ガスっている唐松岳頂上山荘に到着。山荘が営業していたので、休憩(有料)して天気の回復を待つことにした。しかし1時間半待ったが天候は回復せず、やむを得ず強風と視界が悪い中、唐松岳山頂を目指す。11時半に登頂成功!良かった!
 記念写真後、下山を開始して約1時間半、ノンストップで下の樺B.C.に到着。大型ザックなど荷物を入れておいたテントは飛ばされることなく無事を確認。それにつけても「A予報」だった「てんきとくらす」は絶対ではないのだな、と思う。
 テントの張り綱とペグを補強し、更にテント周りに雪を積み上げて強風の対策をした。夜、一日目の夜よりもさらに強風で、あまり眠れず。

5月5日三日目

 強風のなかでテントを撤収せざるを得ない。先ず、テントの中でパッキングしてテントマット以外の物を外に出す。テントが飛ばされないように、二人がテント内で重しになってテントマットをたたむ。外では四人がペグとフライの張り綱を外し、フライが飛ばされないようにテント内の二人にパスして畳む。そのあと二人をテント内に残した状態でポールを抜き、ぺしゃんこになったテントから二人が這い出てテントを畳んで撤収終了。うまくいった! (記 なべ)

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