個人山行 滝谷2尾根

個人山行 滝谷2尾根

8月19日(火) 上高地~明神~徳沢~横尾
12;00上高地12:45 … 13;40明神13:45 … 14:40徳沢14:50 … 16:00横尾山荘
今回は朝の出発だったので、ずっと乗り物に乗っていたので、上高地に着いても足が重い。何時もの様に不要な荷物を預けて出発。今期は開通した左岸だが、以前よりも水が出ている様でした。(記 ピーちゃん)

8月20日(水) 横尾~本谷橋~涸沢
 6:15横尾山荘 … 8:05本谷橋8:35 … 13:00涸沢小屋
下山時にもお世話になる横尾山荘で「いってらっしゃい」と声を掛け頂き出発。暑さでトレーニングが出来なかった(?)せいか。ゆっくりと高度を上げて行った💦
涸沢小屋に着き寝床の整理を済ませてテラスに戻り、テント場の方を見るとかわじさんが見えて、お互いに手を振った。やっぱり仲間の姿を見つけると嬉しくなる。(記 ピーちゃん)

後発隊 かわじ 天気晴れ
5:20上高地着 登山客が結構いる。先発隊は横尾に泊っているので時間差で追いかける。今日は涸沢までの工程。寝不足の体にクライミングギア、ロープが重い。新村橋までは順調に歩くが屏風岩を仰ぎ見る余裕がなかったようだ。ここからが上りになるのだがガクンとペースが落ちてしまった。Sガレでヒュッテが見える。いつも思うのだが小屋が見えてからが長い。どうにか涸沢キャンプ場まで来て「たんね」コールをするも反応がないので涸沢小屋へ向けて歩き出すとすぐにピーちゃんが両手を振って出迎えてくれた。(記 かわじ)

8月21日(木) 今日は北穂までと2尾根偵察だ。ヘルメット装着で出発。涸沢からはひたすら登りで息が上がる。クロユリスラブ、鎖場、はしご、凹角鎖場を順に通過し北穂小屋着。
本来ならここでビールなのだがこれから偵察があるので我慢しダモンカレーを食べる。小屋の支配人さんにルートの事を聞き偵察に。松浪岩からC沢を20分くらい下る。ハルさんがさらに下りガスが上がるのを待ちトラバースの位置を確認する。今日の偵察を終わり小屋に戻る。翌日解るのだが写真家の塩田諭司さんにいい写真取れましたか?なんて生意気なこと言ってしまい顔から火が出るおもいをした。まだカモシカの横浜店で展示会してるみたいです。(記 かわじ)

8月22日(金) 北穂高小屋~松なみ岩コル~C沢左俣~支尾根に乗る~戻る
         ~松なみ岩コルからP1(周辺偵察)~コル~北穂高小屋
 北穂高小屋6:35 ・・・ 6:40 松なみ岩コル ・・・7:20 支尾根乗る
 ・・・ 8:30 戻る ・・・ 9:05 コル ・・・ 9:35 P1 11:40
 ・・・ 11:55 北穂高小屋
滝谷に下りる時はいつも一種独特の雰囲気があり、「よしゃ」と気合を入れて踏み入るが、同時に飲み込まれそう錯覚にもなる。落ち着いて行こう、よき仲間がいるから。
 浮石の多いC沢左俣を下る。昨日の偵察で少しでも安定のあるルートにケルンを積んでいたので、わりかしスムーズに進んだ。下って行くと右側に緩やかな草付き斜面が現われ、トラバース気味に上がる。ここで二尾根主稜に上がったと思ったが、どうも感じが違う。ロープを出して周りを偵察した。P2が下に見えるはずだが、それらしいピークは見当たらず、谷をはさんで右側に大きなピークが見える。かわじ君がP1からC沢に向かっている支尾根に我々は居るのでは、と概念図を広げた。なるほど、でもまだハッキリとしないので今回は戻る事にした。ハイキングでも縦走でも現在地が不安の場合は基本戻る。しっかり調べて再チャレンジしよう。
 落石に気をつけてC沢を登り、松なみ岩コル手前に出る。次回の為に、ここからP1の先までロープ2本をフイックスし偵察する。コルを挟んでP2が大きく望まれる。P1フランケをのぞみ込むとブロッケンが見られた。山の神様のプレゼントか。先月は綺麗な虹をプレゼントしてもらった。
 今回は登れなかったが一歩々、確実に楽しく、無理をせず体力と相談して登って行きたいものだ。結果より過程を大事にしたい。(記 ハル)

8月23日(土) 北穂高岳 ~ 涸沢 ~ 本谷橋 ~ 横尾
 6:55北穂高小屋 … 10:15涸沢10:40 … 13:10本谷橋13:20 … 14:40横尾山荘
何時ものキャベツを切る音を聞きながら目を覚ました。連泊をすると毎回かわる食事を美味しく頂き、出発。今回は支配人さんにも色々と教えて頂き、お世話になりました。
横尾山荘に着き「お帰りなさい」と言ってもらえると、今回もケガ無く此処まで下りてきた安心感がわく。(記 ピーちゃん)

8月24日(日) 横尾~徳沢~明神~上高地
 4:40横尾山荘 … 5:45 徳沢 5:55 … 6:55 明神 6:10 … 8:05 上高地
前穂と明神が紅く染まる頃に出発。ハルさんが入会して直ぐに先輩達に前穂4峰正面壁に連れて来てもらった話をしていた。私も皆さんとの思い出を増やしていきたいものだ。今回は登れなかったが、来年の目標もできて満足でした。
ハルさん、かわじさん、ありがとうございました。(記 ピーちゃん)

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