10月例会山行 飛龍山

10月例会山行 飛龍山
日程:10月18日(土)~19日(日)
メンバー:fuku、なべ、いっしー、ムネ、いちろう、taka
6月の例会山行として計画したが、悪天候のため中止になり、10月に実行することになった。山行のために係りとして動いてくれていたエンドウは、足の不調のため不参加となった。
1日目/鴨沢バス停9:20…七ツ石小屋12:35…雲取山15:00…雲取山荘15:35
奥多摩駅からのバスは満員。鴨沢の登山口の駐車場も満車以上。雲取山は相変わらず人気がある。6名でゆっくり歩き始める。足元にいろんなキノコが顔を出していることを除けば、まるで新緑のような緑の広葉樹林の上に水色の空。のどかな山道が続く。七ッ石小屋を過ぎ、尾根道から見える富士は雲のベレー帽をかぶっている。旧奥多摩小屋のあった五十人平のキャンプ場は新しく整備され、快適なトイレもできた。2週間前に、エンドウ、ムネとテント泊をしたときは、我らのテントのほかは一張のみで、静かだった。今日は土曜日だけれど、テントはまばらだった。ここからひと踏ん張りで雲取山頂に到着。雲が広がってしまった。まずまずの時間に山荘に受付できてホッとする。かつての記憶とは違い、食事もおかわりをし、炬燵のある個室を3名ずつで使用し、居心地よい一夜だった。
2日目/雲取山荘5:50…三条ダルミ7:00…飛龍山10:20…熊倉山12:50…サオラ峠13:30…丹波山天平14:10…丹波山村役場15:35
金色の朝日が差し込む森を雲取山の山頂に登り返し、三条ダルミに下ったころからすっかり曇り空。尾根から少し下がったトラバース道が続いたあとは、笹原に挟まれた山道を登っていく。熊の似合う風景に、思わずぴゅうぴゅうホイッスルを吹き鳴らす。突然、平たんな広場が現れた。「狼平」と表記がある。月夜の晩に森の日本狼たちが集う光景を思い浮かべながら通過し、次は岩と笹が混ざった不安定な細い道を登っていく。霧雨が降ったり止んだりを繰り返す。切れ落ちた谷の向こうは、雨に濡れた秋色の森が広がっている。北天のタルは静けさに満ちていた。苔むした原生林を登った先に、飛龍山の山頂があった。シャクナゲの藪漕ぎを下り、前飛龍に向かう。露岩と木の根が入り混じった細い稜線が続き、雨と霧で視界も悪く、次のピークの熊倉山まで遠く感じた。栗やドングリが落ちている辺りは、霧の向こうに熊の姿が見えそうになる。サオラ峠からは傾斜の緩い丹波天平に進む。杉の葉砕けたふかふかで歩きやすい道だが、朝からずっと歩いてきた脚が辛い。丹波山小学校の裏手に着いたときは、悲鳴のような歓声を上げた。先頭のfukuがペースをしっかりキープしてくれたので、予定のバスに乗ることができ、人もまばらな秋冷えの奥多摩駅からホリデー快速で帰路についた。
見晴らしも鮮やかな紅葉もちょっぴりだったけれど、霧雨にひっそりと佇む秋の山の美しさが、無事歩き通せた達成感とともに、心に残る山行である。自分一人では歩けなかった。一緒に歩いた仲間と、エンドウに、感謝します。(記 taka)



